育児の道は長い!Terrible Twos(魔の2歳児)がHorrible Threes(恐怖の3歳児)になり反抗期の4歳児へ突入
4歳前後は保育園に入園する子も多く、言葉の発達が著しい時期です。英語ではWonderful fours)素晴らしい4歳児と表現しますが、それは4歳「後期」の話。
4歳前後はイヤイヤに加え口達者になり反抗的。こちらがどう息抜きをして、ストレス発散するかがポイントです。
飛行機は飛び立ったらもう止まらない!あとは1分1秒確実にゴール(日本)へ向かっている!と呪文を唱えましょう。
お子様の成長具合、性格により当てはまらないものもあるかと思いますが、どなたかの参考になると嬉しいです。
幼児2人連れてのフライト!

2人共手のかかる時期の快適フライトポイントは「2人仲良く遊べるのはまだまだ先!とにかく全ておそろいでご機嫌を取る」です。
うちの子の成長具合
~長女3歳10か月~
- トイトレ完了。
- 「なんで?どうして?〇〇したらど-なっちゃう?」、おしゃべりが止まらない。「でも〇〇だもん」と常に反抗的
- 話を聞かないふりをする
~次女1歳2か月~
- 完全母乳で離乳食が進まない
- 歯がかゆい
- しっかり座る事はできるがまだ立てない
- 他の人に話しかけられるのが苦手
- 感情表現がはっきりしてきて怒ると手が付けられない
フライト前の事前準備

ヘッドフォン購入&練習
3歳児の謎のこだわりでどうしても主人の使っている「インナーイヤホン」(耳の穴に入れるタイプの物)がいいと3日ほど駄々をこねてました。
耳からすぐ落ちて使いにくい事を本人が納得したうえで、お気に入りのキャラクターのヘッドフォンを購入。使えないと分かっていても、もちろん次女の分も用意しました。
機内ではテレビ・タブレット時間が長いため、事前に練習しておくことをお勧めします。
動画を長めに撮っておく
1歳と3歳では適応年齢おもちゃがだいぶ違ってきますが姉妹間では同じものでないと大喧嘩になります。
Ipadも持ち込みましたが、特に次女がその中に入っていた何気ない動画や写真を気に入ってずっと見ていました。もっと長い動画を撮っておけばよかったなぁと後悔。
念のため長女にはオムツをはかせる
家では完璧にできていても外で失敗した事もあったため、念には念をでオムツをさせていました。
これはお子様の成長具合によりますが、「オムツが完璧にとれた」と思っても普段行かない場所や遊び場などでは、子供は「トイレに行くこと」自体を忘れがちです。
現地幼稚園短期入園

前回の帰国時赤ちゃん組で短期幼稚園入園を経験しました。とてもよかった為通える範囲の幼稚園に短期受け入れをしてくれるかメールを送り、メールアドレスがない場合は電話しました。
バス通園だと幼稚園の選択肢は広がるかと思いますが、人見知りな娘の性格、先生方とできるだけ顔合わせしたかったこともあり私が送り迎えできる範囲で探しました。
8件連絡を取り1件だけ許可がでました。今では英語教育に力を入れている幼稚園も多いですし、教育方針が合えば受け入れてもらえる可能性はあると思います。
例え幼稚園入学の選択肢がなくても地域の無料イベントや、習い事に行かせることで「実家に滞在」だけではない別の環境が作れると思います。

入園が決まったら事前に必要な物を聞いておきましょう。貸してもらえるもの、
園指定の購入物もあります。
幼稚園グッズを揃えておく
帰国翌日には幼稚園挨拶に伺い、2日後からは通園しているため買い物に行く時間はありません。
必要な物を事前にネットで取り寄せます。
お弁当セット、ナプキン、ハンカチティッシュポシェット、ループ付きタオル、スモック、上履き、上履き袋、歯ブラシセット、手提げ袋、コップ袋etc・・・日本の幼稚園は揃えるものがたくさん!
その上これら全てに名前をつけなければいけません。お名前スタンプ・シールも必須です。
上記全てはアカチャンホンポで揃います。
実際に持ち込み・役にたったおすすめおもちゃ

- 粘土
粘土は形を変えやすく、色を混ぜたりして遊んでいました。乾燥して固まったらそれはそれでまた遊んでいました。 - 便箋、かわいいノート
上の子はひらがなが読めたので機内でお手紙交換をしていました。下の子は可愛いノートに殴り書きです。 - フワフワのスカート
サプライズに2人おそろいのフワフワスカートを持ち込みました。男の子なら好きなキャラクターの靴下や季節外れでも手袋などどうでしょうか。 - Car Seat Organizer Kids Travel Tray for Kids Toddlers Activities in Car Seat, Stroller, Airplane
囲いがあるので物を落とす率が低くて助かりました。ただ前の席が空席だったから使えたかなというのが正直な感想。人形や粘土で遊ぶとその振動が前の席の方に迷惑になる可能性もあります。「だめよ」が通じるもう少し上の年齢なら問題ないです。 - ヘッドフォン
練習しないと嫌がる子が多いです。
上記購入品+機内持ち込みグッズを用意。それ以外に持ち込んだものは以下です。
- 耳抜き対策
長女は棒付き飴、次女はひたすら授乳です。 - 子供用トイレシート
必須です。便器のサイズが合わないですし衛生的にも安心です。 - S字フック
ものすごいゴミがでます。S字フックだと手が届くところでゴミを捨てれるので便利です - こどもちゃれんじキッズワークプラス
- ひらがな、間違い探し等お勉強してました。(こどもちゃれんじ年少ほっぷ)
- 空港待機中用おもちゃ
こどもちゃれんじほっぷ教材「はてなんだくんとおしゃべりひらがなブック」

失敗した事
耳抜きの飴がのどに詰まる
帰りはいつもの棒付き飴を嫌がりました。空港で母に「キュービィロップ」という小さな飴をもらっていたからです。「棒付きじゃなきゃだめ」と言ったのですがききません。
どうしてもそれがいいと泣き始めるし、飛行機は動き始めるし、次女も釣られて泣き始めるし焦りました。
十分注意して渡しましたが、案の定食べなれていない為数分で喉に詰まり、私の心臓が止まるところでした。
子供が大きくなった今もたまにこの事を思い出し怖くなります。棒付きじゃない飴は絶対お勧めしません!

子育て中の「ヒヤッ」とした経験は誰もが1度は経験する事ですよね。ちなみにこのことがトラウマで、今では8歳になった娘に対して未だにグレープやソーセージも半分に切って渡しています。
「歩き始める前に帰国した方がいい」との先輩ママアドバイス
「歩き出すと動きが活発になるので、歩き始める前に帰国した方がいい」という人がいます。
振り返って言える事ですが、私の場合機内を歩くのはちょっとした気晴らしになったし、乗り込む前に歩かせておけば「疲れて寝る」パターンが多かったので歩き出してからでよかったかなと思います。ひたすら座るだけの長女8か月・次女6ヶ月との12時間フライトの方が地味につらかったです。
ちなみにトロント空港に子供を遊ばせるキッズスペースはありません!
おすすめ!帰国前にやっておくと助かる事
必須!チャイルドシートレンタル 非常識な親を1発で黙らせる方法
前回からの引用ですが大事な事なので繰り返します。
必ず適正年齢のチャイルドシートを知人から借りる、もしくはご自身でレンタルしましょう。
毎回毎回私が口うるさく言うにも関わらず、子供が2人になり「長女ちゃんは体格もいいし、もうチャイルドシートはいらないだろう」とこれまた唖然とする事を言われました。

何度言っても何度言っても理解が得られません。でも私は「親」として帰国している為自身の子供について決定権があるのは私と主人だけです。命に係わることなので、実家に滞在させてもらっていますが親のいいなりになるわけにはいかないんです。
もう私の言う事には耳を貸さないと思ったので下記「警察庁ホームページ」を送りました。
チャイルドシートは交通事故の被害から幼児を守ります。幼児を自動車に乗せて運転する時は必ずチャイルドシートを使用しましょう。自動車の運転者は、チャイルドシートを使用しない6歳未満の幼児を乗せて、 運転してはならないことが決められています(道路交通法第71条の3第3項)。
警察庁 National Police Agency
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/childseat.html
ついでに「私だけではなく主人の意向なので、チャイルドシートを付ける付けないの議論は今後したくない」と付け加えました。
とても効果的だったのでお勧めです。それでも理解が得られないならば、それはもう親とはいえ人としての交流が難しくなるレベルです。
再度言わせてください。あなたのお子さんを守れるのはあなただけ。
レンタルならばそんなに値段はしません。こちらで帰国前に用意しておきましょう。
相変わらずチャイルドシートはきちんと2個用意。
長女をベビーカー、次女は抱っこ紐のパターンだったため、今回はカナダの大きなベビーカーで過ごしました。
また長女が幼稚園に通い少し時間ができたため、家電のレンタルでパン焼き器をレンタルし様々なパンを作り材料も揃えました。こちらもお高い家電ですので一度試せてよかったです。→DMMいろいろレンタル!

買いたかった掃除機も高いため、まずはレンタルしました。が、思っていたより重いし音が大きい。断念しました。レンタルで試せてよかったです。
子供に合ったおもちゃ・生活用品の購入
お風呂グッズ、オムツなど「到着したらすぐ必要になるだろう」というものがほぼ全て揃います→アカチャンホンポ
また帰国時、滞在先に子供の年齢に適したおもちゃがあるとは限りません。
1歳2か月だと動きも活発。ひとつ大きな滑り台やジャングルジムなどの目新しいおもちゃをDMMいろいろレンタル!でレンタルするのも一つの手です。
「娘」として実家帰省するのではなく「一人の親」として帰省している事を意識することも大切です。
いくら実家とはいえ「帰ったあとは実家が子供のものでぐちゃぐちゃ」という状況は相手にも失礼なので、必要期間だけ使用しあとは返却するだけにしておくと次回も快く受け入れてもらえると思います。
自分の服を数点購入
娘は1歳2か月。絶賛授乳中でした。
特に買ってよかったのはこちら→産前から産後まで。長く活躍するマタニティウェア&授乳服の「授乳ケープ」
- こちらは他にはない大判サイズで新生児の時ほど授乳しなくなった時も、お腹が横から見える心配がなく安心です。
- 授乳ケープなのに抱っこ紐の上からケープとして赤ちゃんを包める
- おんぶでももちろんOK
- デザインがかわいい
プレゼントとしてもとても喜ばれると思います。
「授乳服にケープで顔を覗きながら授乳」がスタイルで、1日何度も何度も行う授乳を公共の場でも友人の家でも快適に行えて本当に購入してよかった。
「抱っこ・おんぶOK!超軽量 撥水キルティングママコート 産前産後兼用」コートも購入してよかった1つ。今でも着れます。真ん中の赤ちゃんが入る部分を取り外せば妊娠等関係ない普通のコートになります。
通常¥14,080が今セールで¥9,851になっています。
授乳口が目立たない作りなので普段着としても十分使えます。お勧め!


まとめ
長女の成長過程においてこの時期が一番大変でした。実家での両親に対する反抗・口答えもひどく、私は常に怒っていてあまり滞在を楽しめなかったのが本音です。
年老いた両親には「こういう時期だから」と説明しても中々分かってもらえず、ひどく責められた様な気になりました。またこの年の子供が同じことを何度も言う「くどさ」や、甲高い声は聞きなれない人にはストレスになる事も。
「実家に帰る」だけでは間がもたなくなった部分もあり、現地の幼稚園短期入学が大きな救いとなりました。
実家に帰る時期や期間も、子供の成長具合に合わせるといいかもしれません。
次回2~3歳差育児の大変さが本格化、魔の2歳児とのフライトもよろしければどうぞ