- 早い子はイヤイヤ期に突入
- 狭い空間で実際何が役に立つんだろう・・・
1歳を過ぎると自己主張も出始め、動きがとても活発になりますよね。
かと言って「ダメだよ、もうおしまい」は中々理解できない年齢。1つの場所にじっとしていられず、スーパーに行くのも一苦労だったこの時期。
お子様の成長具合、性格により当てはまらないものもあるかと思いますが、どなたかの参考になると嬉しいです。
動きが活発な1歳6ヶ月編!

ポイントは「子供のこだわりをできるだけ機内に持ち込む」です。
うちの子の成長具合
- 歩き始めは1歳2か月、フライト時点ではよちよち歩き
- 1歳半検診で顔のパーツを指差しできるか、パパ・ママ(簡単な言葉)を指差しできるか、言語を5~10語言えるかという部分で引っかかり言葉の出が遅かった。
- どこに行くにもうさぎのぬいぐるみを持ってました。忘れたら大泣きで、今思えばイヤイヤ期の始まり。
フライト前の事前準備
オフシーズンに帰る
コロナ化では該当しないかもしれませんが、一応載せます。
1月という人気のない?月を狙って帰国。
満席ではないと聞いていたのでチェックイン時に「隣に誰もいない席」をリクエストしました。システム上の意味は分かりませんが「ブロックしておくね」と言われ、行きはなんと3席を、帰りは2席を使って帰ることができました。
2歳以下の席確保
未就学児でも子供料金を支払えば席を確保できます。
1歳半で体重12キロだった娘を膝にのせての12時間フライトはどう考えても大変。事前に席の確保を試みました。
しかし車につけるチャイルドシートを持ち込むことが条件となります。
両親が日本人である友人はチャイルドシートを持ち込み3席使っていましたが、それはパートナーがいたからできた事。ただでさえ荷物が多い中、私一人でこなすことはできないと断念。
就学前であれば、混んでいない時期を選ぶといいかと思います。
席はトイレに行きやすい通路側をリクエスト。
音の出ないDVDをお気に入りにさせるOR子供用ヘッドフォンの練習
テレビを見るのが好きでしたが、ヘッドフォンが嫌で何度練習してもだめでした。
でもテレビは絶対音ありで見たいという機内ギャン泣き確定の主張。音を少し小さくしてもすごく怒ります。
試行錯誤の結果、「ピングー」と「羊のショーン」を1か月前から見せ始めると、大のお気に入りに。元々無音に近いので、機内で問題なく見る事ができました。
この月齢は「動きだけでおもしろい」ものでも十分楽しめると思いますのでお勧めです。Netflixならmarsha and bearや、grizzly and lemmingsなどいかがでしょう。

目の前にあるテレビスクリーンは一度触らせると何度も触りたがり前の席の方の迷惑になりますので、あまりお勧めしません。
出生証明書のコピーの用意
出国の際提示を求められました。機内持ち込みグッズに必ず入れておきましょう。
ハーグ条約渡航同意書もお忘れなく ハーグ条約渡航同意書の大切さ
実際に持ち込み・役に立ったおすすめおもちゃ

- NextX Magnetic Drawing Board
書いて消せるお絵かきボードスタンプ付き - 手で握るサイズのプリンセス人形(失敗談あり)
- シリコン吸着トレイ、ボール
子供の機内食は早く持ってきてくれます。吸着トレイはご飯を食べさせる時に動かないので便利でした。お菓子もお皿があった方が断然食べやすいので用意しておくといいと思います。 - シール、シールブック
ただひたすら私の腕に貼っていました。 - こどもちゃれんじ
こどもちゃれんじぷちでは「楽しい」だけの本読みではなくDVD,絵本を通してしつけやマナーも取り入れてくれます。中々意思疎通の取れないこの時期に「声掛け」をうまく生活に取り込めたのは事実です。そしてそれは「機内」でも大活躍しました。
上記購入品+機内持ち込みグッズを用意。それ以外に持ち込んだものは以下です。
- 初めてのジュース(失敗談あり)
- クロックス
靴からクロックスに履き替えました。靴を履かせ、狭いトイレスペースで靴を脱がせ、オムツを変え、また履かせるのはとても大変なのでクロックスおすすめです。また、オムツ替えしやすい格好を考えましょう。 - 蓋つきマグカップ
膝の上に座ってる場合、机にちょうど手が届いちゃうOR運よく2席使えたとしてもあの机の高さは子供に合わないから安定しません。ストローが使える子はストロー付きの方がこぼれにくいと思います。 - お気に入りおもちゃ(普段持ち歩くうさぎ・しまじろう人形)+お気に入りDVD(こどもちゃれんじぷちDVD、ピングー、羊のショーン)
「歩きたがるなら歩かせればいい」は間違い?

「歩きたがるから機内を何度も歩く羽目になるよ」と何人ものママさんに言われましたし、その覚悟で乗り込みました。
でもうちの子は人がたくさんいる、暗くて狭い所は怖がって歩きたがりませんでした。
これはその子の性格もあると思いますが「すぐに歩かせない」というのがポイントな気がします。
活発な子は「座ってる席=つまらない場所」になると、何度も行ったり来たりを繰り返すはめになります。
前方に同じ年くらいのお子さんがいましたが、その子は最初から何度も往復していました。
でもこの年齢の子って「はい、おしまいね」が効かないんですよね。
怒って機内で泣かれたらこちらが困ってしまいます。
そのうちその子は1人で席を離れたり、トイレに入ろうとしたり、他の乗客の私物を持って来たりして、お母さんはとてもとても大変そうでした。

「トイレの時にだけ通路を歩く」程度にしておくことをお勧めします。
「動けずしゃべれなかった赤ちゃん期」を卒業し「しつけ」「生活習慣」「人とのかかわり方」と本格的な子育てが始まる難しいこの時期。
私はこの時期こどもじゃれんじぷちを受講していました。DVD内ではマナーに関しての内容も入ってきます。
「順番順番じゅんばんばん♪」「手と手をぎゅ!」「貸して・どうぞで一緒にあそぼ♪」など日常で生活習慣やマナーに関する「声掛け」をうまく生活に取り込めていたことが長期フライトの成功だったような気もします。(こどもちゃれんじぷちレビュー海外受講)
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失敗した事
耳抜き用ジュースを飲まない
子供は耳抜きができないため飲み物、飴等で顎を動かす必要があります。
今回は喜ぶだろうと思って与えた初めてのジュース。全く受け付けてくれませんでした。
パッケージや形が気になって、持ち込んだお茶も全然飲んでくれず焦りました。

しかもこの「離陸間際」の見極めがかなり難しい。動いた!と思ったら飛び立つまでに時間がかかったり、モタモタしてると思ったら急にスピードでますよね。やはり普段から飲みなれ、食べなれてる物がおすすめです。
慣れてないと扱いも分からず、紙パックジュースを子供が思いっきり押して何と中身が噴射!!
1人1席あったからよかったものの、膝にのせていたら隣の方にも迷惑をかけてしまうところでした。着替えがあって本当によかったです。
お気に入りのおもちゃ紛失

イヤイヤ期初期の最初の特徴は「お気に入りの物を自分の近くに置いておかなくちゃいや」でした。
持ち込んだ手のひらサイズのプリンセス人形が機内で転がってどこに行ったか分からなくなった時は焦りました。サプライズで違うキャラクターの物を2個持っていて助かりましたが、それでも数分ぐずりました。
機内持ち込みグッズのリストに「小型懐中電灯」を入れて入るのもこのためです。

これはあるあるで、私の友人も某有名な車のミニカーを持って乗り込みましたが落として転がり、どこの席の下にあるか分からなくなったそうです。高価なものであれば親もショックです。
おすすめ!帰国前にやっておくと助かる事
必須!チャイルドシート・ベビーベット・ベビーカーレンタル
前回からの引用ですが大事な事なので繰り返します。
必ず適正年齢のチャイルドシートを知人から借りる、もしくはご自身でレンタルしましょう。
前回の帰国で「チャイルドシートなしの車の乗車をこれ以上言うなら最悪帰国はできない」と頑なに言い張った為今回ももちろん自分で準備しました。
しかしいくら言っても「膝の上に乗せればいい」By母 「俺の運転で事故をするはずがない」By父 と、両親態度は変わりません。いや、私の姉妹も「そんな事気にしてるの?」といった態度でした。
年々帰国が難しいと感じる理由のひとつに両親の「現在の常識」に関して理解がないことがあります。
滞在中、私だけがあまりに厳しく言うので「うるさい親」「めんどくさいやつ」と内心思われていたと思います。
でも再度言わせてください。あなたのお子さんを守れるのはあなただけ。

産まれたばかりの新生児を、ワゴンの後部座席の「母親の膝の上」に乗せて帰宅した親戚には心底驚きました。
レンタルならばそんなに値段はしません。こちらで帰国前に用意して設置した状態で空港まで迎えにきてもらいましょう。
私が使用したのは下記Combiのもので、360度回転します。1歳を過ぎると正面を向いて座るタイプも増えるので選択肢が増えます。
歩けるようになりお出かけの機会が増えましたので小回りの利く小さめのベビーカーもレンタルしました。
おもちゃのレンタル
帰国時、滞在先に子供の年齢に適したおもちゃがあるとは限りません。
1歳半だと動きも活発。滑り台やジャングルジムなど大きめのおもちゃをおけるスペースがあるなら1つレンタルするのがお勧めです。目新しいおもちゃは動き出した年齢の子供には1つあると重宝します。
返却も楽なので自分達がカナダに戻っても実家を散らかすことがありません。
子供に合ったおもちゃ・生活用品の購入
到着日から必要になるものを事前に揃えておくのもおすすめです。お風呂グッズ、オムツ、離乳食など「到着したらすぐ必要になるだろう」というものがほぼ全て揃います→アカチャンホンポ
また助けてくれる人がいるならこの時期からは、トイトレを意識してトイレ用品を揃えておくのもいいかもしれません。おはしの購入もお勧めです。
次女は「日本ではここでおしっこするんだよ」と到着日からかわいいトイレシートを用意しておき、トイトレがとても速くスムーズにいきました。(長女は赤ちゃん返りと重なって長い間オムツでした)

この時期は友人たちの出産ラッシュ!カナダの物をわざわざ日本に送るのではなく、あえて「日本のいいもの」を選んで送っておきます。離れていても「おめでとう」の気持ちはちゃんと伝えたいですね。
コンビ公式オンラインショップ【コンビショップ】の商品は「ザ・赤ちゃん用品」といった感じ。日本の木製でやさしい手触りと表情のものが多く、色合いもやわらか。個人的にとても好きなショップです。
離乳食グッズが豊富で、お皿のセットなどはとても長く使えます。私はいつも男女関係なく、食洗器も電子レンジもOKな「白色のお皿セット」をお祝いに送っています。

普段会わない祖父母やお友達ではおもちゃを選ぶのは難しいです。誤飲の可能性もあるので家にある慣れないおもちゃは気をつけて!最初の数日は安心して遊んでいられるおもちゃは、やはり事前に親が選んであげるのがいいかと思います。

自分の服を数点購入
カナダで「いけてる!」と思って持ち込んだ服、日本に帰ってみるとなんだかダサく感じる事ってありませんか?
カナダにいると普段そんなに気にしていなくても、日本に帰れば多少流行りの服やおしゃれで機能的なカバンが欲しくなりますよね。

帰国翌日のボロボロの状態でコンビニに行き近所や同級生に会った事があります。せめて自分が納得してる服を着ていたいです。
帰国翌日からお買い物に行けたのは独身時代の話。
長時間のフライトの疲れ、子供の体調、子供の生活ペース、時差ボケを考えると自分の物を買いに出かけるのは意外と難しいです。出かけてもきっと子供の物ばかりみてしまい、ご自身のお買い物は二の次になると思います。
そんな時おすすめは帰国前、カナダで「とりあえず」の服を数点ネット購入しておくことです。
若者向けですがどれもお値打ち価格。昔から大好きなブランド→ハニーズ
- 980円以下のプチプラ商品が多い
- お買い上げ金額4,000円以上で送料無料!
私がいつも使用するのはこちら→【神戸レタス】
- かわいくて、流行も抑えつつとにかく安い
- 「公園コーディネート」「マタニティコーディネート」「体型カバー」など産後の体形でも授乳中でも着れるタイプの服が多い
- セールなら半額になっている事も
- お買い上げ金額5,500円以上で送料無料!
- 「結婚式・パーティー対応ドレス」で友人の結婚式と同窓会に帰国3日以内で参加。とても着心地がよく自分で気に入った服が着られてよかったです。
帰国して新しい服が届いてるとちょっと特別な気分になりますよ。お勧めです。

子供のものは親や子供がいる友人とゆっくり見に行くことが多いのであえて事前に用意はしません。




まとめ
1歳過ぎたころから食べる事にも慣れ、うちの子の場合「手づかみ以外食べない」期間が半年ほど続きました。加えて口に入れたものを「投げる・落とす・顔に塗りたくる」という(最悪な)ブームも。
1歳半のフライトでは「自分で食べる」と言い出しても確実に食べる好きな物、きれいに食べられるものを選んで持ち込みました。
とにかくこだわりが強かったこの時期。新しいものというより、「現状のお気に入り」をたくさん持って行き何とかやり過ごしました。
次回は魔の2歳児とのフライト・妊娠6ヶ月編です!