- 3歳イヤイヤ期(Horrible Threes)続行中!赤ちゃん返りしてむしろ悪化!
- 乳幼児2人連れての長時間フライト、お世話のポイントは?
- 生後半年のフライト注意点
3歳を過ぎ「一緒に楽しめる事」が増えはじめ、大きな成長を感じますか?
それともTerrible Twos(魔の2歳児)がHorrible Threes(恐怖の3歳児)に変わっただけ!なんて人もいるかもしれません。(私です。)
育児が大変だと感じる時は子供が大きく成長する前触れ。下の子供を連れての初フライトを振り返ります。
「2人同時泣きだけは絶対に避けたい」と初めて2人連れてのフライトにとても緊張していました。
お子様の成長具合、性格により当てはまらないものもあるかと思いますが、どなたかの参考になると嬉しいです。
乳幼児2人連れての初フライト!

快適フライトのポイントは「上の子がカギを握る・上の子を頼る」です。
うちの子の成長具合
~長女3歳3か月~
- 赤ちゃん返りもあり、オムツが取れてない
- 「イヤイヤ」から「これは絶対いやORこれじゃなきゃ絶対いや」の二者択一へ
- スイッチが入ると何をしても無駄。床に伏して泣く
~次女生後6ヶ月~
- 完全母乳、「母親は自分の物」という意識が強い
- 数分なら腹ばいできる
- 仰向けにすると足をばたつかせ動きたがる
フライト前の事前準備

トイレに1番近い通路席をリクエスト
2人連れてトイレに行き、2人のオムツを変えるのは本当に大変でした。トイトレを進めておくと楽だと思います。
また、機内のトイレの大きさが全部同じかそうでないか聞いておくといいと思います。大きめのトイレがあればそこを使用しましょう。
上の子に状況説明をしておく

こどもちゃれんじでは3歳くらいになると妹の「はなちゃん」が送られてきます。子供の小さい子を思いやる気持ち、お母さんを助けようとする気持ちをうまくひきだします。
本読みをしながら、理解できないかもしれませんが機内では
- 次女に手がかかりあまり相手をしてあげられない事
- 「〇〇が1番大好きだよ」「ママを助けてね」「一緒に飛行機頑張って、着いたらたくさん遊ぼうね」
と1週間前から声掛けしていました。(こどもちゃれんじぽけっとレビュー)
長女への声掛けの驚くべき効果
それまでは何の返答も反応もなかった娘。ですがいざ飛び立つとフライト中「ママ助かる?」と何度も聞いてきて長女なりに理解していて、頑張ってくれてるんだと感動しました。
「〇〇がいいお姉ちゃんでママすごく助かる、本当にありがとう」と機内でたくさん声掛けしました。2人同時に泣かれたらどうしようと思っていましたが、長女は寝起きに1度ぐずっただけでした。
とにかく次女に手がかかっていたので、「ママを助けてね」と長女にも頼るフライトで、成功のカギは上の子にかかっていると実感したフライトです。
こどもちゃれんじ
自分で選んだお菓子・おもちゃを持って行かせる
私の選ぶものは全て気に入らないので、自分で納得の行くものを選ばせました。ばらつくものは持ち込みません。
Ipadアプリ、お気に入りTV
前回同様3日前から一緒にやり、やり方を教える。できれば私の手を借りずに一人で遊べる事が目標。
終始次女が膝の上にいるため「機嫌直しに抱っこしてあげる」事が絶対にできない状況なので、おりこうにしててくれるなら、テレビもIpadもやりたいだけやらせるつもりでいました。
前回の記事で書いたピングーや羊のショーンを改めて見せ始めるとまたお気に入りに。次女もじっと見入ってる事が多かったです。
実際に持ち込み・役にたったおすすめおもちゃ

購入品
- Kids Hold On Handle もしくはAnti Lost Wrist Link, Toddler Safety Leash
これは1番買ってよかったものです。ベビーカーが重すぎて長女と手は繋げません。これがあるとフラフラどこかに行ってしまう事もなくしっかり歩いてくれて助かりました。うちの子は「手をつないでる感じ」がよかったためKids Hold On Handleを購入。こちらは下の子がベビーカーを使わなくなる4年ほど使いましたが本当に役に立ちました。 - フットレスト
前回の記事でも書きましたが長女が座席から落ちたのでフットレストを購入。足を延ばして寝れて、買って大正解でした。 - LCD Writing Tablet
3歳にもなるとお絵かきや色塗りが好きなお子さんも多いと思いますが、狭い空間での色鉛筆使用は思ってるよりだいぶ難しいです。塗り絵アプリで十分だと思います。 - こどもちゃれんじポケット教材DVD・「おしゃべりえほん」・はてなんだくん・はなちゃん

上記購入品+機内持ち込みグッズを用意。それ以外に持ち込んだものは以下です。
- 耳抜き対策
長女は棒付き飴、次女はひたすら授乳です。 - 薬
賛否両論分かれます。酔い止めの薬が眠気作用があるため搭乗前に子供に飲ませる方も。私のかかりつけ医もOKと言っていました。子供にとっても辛い長時間フライト。ぐっすり寝てくれる方がいいかな、とも思う反面やはり薬なので健康な時に使うのには抵抗があり私は使用したことはありません。

私の友人は酔い止めを飲ませたものの全く効かず(そのお子さんは5歳くらい)逆に興奮してしまいフライト中一睡もしなかったそうです。慣れない事はやはりしない方がいいですね。それよりも体調を万全に整えてあげる方がいいかと思います。
失敗した事

次女の体調不良
長女の鼻水がフライト当日次女に移り、常備薬も飲ませましたが寝付けずフライト中終始機嫌が悪かったです。そしてその鼻水は私にも移り、私自身の体調も万全ではありませんでした。
生後半年のフライトはとにかく体調を万全にとしかいいようがありません。
最悪お子様の体調が悪い場合のキャンセル、フライト変更にいくらかかるのか事前に調べておくことをお勧めします。今回すごく大変だったので、それだけの事を考慮する価値があります。
フットレスト使用時は荷物の取り出しが困難
完全に空間を塞いでしまう為、足元に置いてある荷物が取り出せません。フットレス使用前にないとぐずるようなおもちゃは自分の足元のカバンを移動させることをお勧めします。
また、通路席を使用することが多いかと思いますが、窓席に知らない人が座っている場合、その人がトイレに行く時とても大変ですので注意してください。
おすすめ!帰国前にやっておくと助かる事
必須!チャイルドシート・ベビーベット・ベビーカーレンタル
前回からの引用ですが大事な事なので繰り返します。
必ず適正年齢のチャイルドシートを知人から借りる、もしくはご自身でレンタルしましょう。
毎回の帰国で「チャイルドシートなし=車の乗車拒否」を貫いてきた私。今回ももちろん自分で準備しました。
滞在中、私だけがあまりに厳しく言うので「うるさい親」「めんどくさいやつ」と思われていたでしょう。子供がいる友人も含めかなり温度差があったことは確かです。
でも再度言わせてください。あなたのお子さんを守れるのはあなただけ。

これまでこんなにうるさく言ってきても、私の目を盗んで長女を助手席に乗せて出かけた父に激怒。呆れました。全く理解が得られません。
レンタルならばそんなに値段はしません。こちらで帰国前に用意して設置した状態で空港まで迎えにきてもらいましょう。
チャイルドシートはもちろん2個用意。
長女をベビーカー、次女は抱っこ紐のパターンだったため、今回はカナダの大きなベビーカーで過ごしました。
約3年間毎日使ってボロボロだった抱っこ紐。今後も使う事を考えましたが、抱っこ紐って結構なお値段するんですよね。
そこで今まで使った事のないブランドの抱っこ紐をDMMいろいろレンタル!でレンタル。じっくり試してみて購入を決めました。高額な物(カメラ・家電製品)など短期滞在中に一度使用して購入を決めるのがお勧めです。
子供に合ったおもちゃ・生活用品の購入
お風呂グッズ、オムツなど「到着したらすぐ必要になるだろう」というものがほぼ全て揃います→アカチャンホンポ
次女は赤ちゃん返りが激しく、まだオムツが取れていなかったためトイトレを意識してトイレ用品を揃えました。おはしの購入もお勧めです。
また、何でも口に入れる時期は日本の木製でやさしい手触りと表情のおもちゃが多いコンビのものが個人的には好きでした。「ザ・赤ちゃん用品」といった感じです。今の時期だけだと思うと余計欲しくなります。

出産祝いはこだわりのある人へは選ぶのが難しいかもしれませんが、コンビの商品は大抵の人に喜ばれます。

自分の服を数点購入
カナダの授乳服ってかわいくないのに高いもの多くないですか?
友人のほとんどは大きめのサイズの服を買って授乳服としていました。しかし授乳後の着用はサイズが合わず、着られる服に限りがある為スタイルもいつも同じになりがち。
2人目ともなると出かける回数も上の子に合わせて多くなります。
「授乳服にケープで顔を覗きながら授乳」がスタイルで、1日何度も何度も行う授乳を公共の場でも友人の家でも快適に行えて本当に購入してよかった。
授乳授乳の毎日でおしゃれから遠ざかっていたため、授乳も可能な安くてかわいい服を選べるのが本当に嬉しかった。
特に今セールになっている「抱っこ・おんぶOK!超軽量 撥水キルティングママコート 産前産後兼用」コートは今でも着れます。真ん中の赤ちゃんが入る部分を取り外せば妊娠等関係ない普通のコートです。
通常¥14,080が今セールで¥9,851になっています。
帰国翌日からお買い物に行けたのは独身時代の話。
帰国して新しい服が届いてるとちょっと特別な気分になりますよ。お勧めです。

授乳ケープも6ヶ月頃には足をバタつかせたり、手でさえぎってきたりする様になるためお腹が丸見えになったりして外ではとても気になりました。授乳服はやっぱり大事!


まとめ
後にも先にもこれほど辛いと思ったフライトはないと思います。不眠不休どころか、抱っこ紐で座ると20~30分ほどで泣き出すのでおおげさではなく、本当にほぼ立ちっぱなしでした。
トイレ付近のスペースで立っていたので長女も振り返れば私が見えて、本当にトイレ近くの席にしておいてよかったです。どこに座るかは子連れフライトではとても大事です。
とにかく乳幼児期に体調が悪いフライトは最悪です。子供もかわいそうだけど本当に辛かった。
降りる時、私の様子をずっと見ていた叔母様方に「お母さんよく頑張ったね!」と声をかけていただき、本気で涙がでました。
まだまだ手のかかる~3歳10ヶ月・1歳2ヶ月編~もどうぞ