- 単純なおもちゃではもうつまらない
- 色んな事ができる上の子とついていけない下の子の対処法は?
- 3歳の終わらないイヤイヤ期、反抗期へ突入
5歳にもなると1つの事に集中して長く遊べるようになる半面、飽きやすくもなります。体を動かすことが大好きな年齢なので狭い機内はいかに飽きさせないかがポイントに。
小さい子に対して思いやりも持てるため、下にお子さんがいらっしゃればやっと楽になってきたと感じる頃だと思います。
それでも「ママの取り合い」・「上の子と同じ物がほしい」は避けられないトラブル。快適にフライトできるコツをお教えします。
お子様の成長具合、性格により当てはまらないものもあるかと思いますが、どなたかの参考になると嬉しいです。
幼児2人連れてのフライト!

快適フライトのポイントは「ルールを決める」です。
うちの子の成長具合
長女~5歳10か月~
- 幼稚園では年長さんに
- 疲れてくるとよりテンションが上がるタイプ
- 飽きやすい
次女~3歳~
- とにかくお姉ちゃんと同じ事をしたい
- ご飯の食べが悪い
- 「服は着ない」「歩きたくない」「やりたくない」「ずるい」のオンパレード
フライト前の事前準備
マナーについて書いてある本を読む

こどもちゃれんじを生後半年から受講していますがこの時期には
- 5歳「駐車場での約束」「公園での約束」「エスカレーターでの約束」
- 3歳「先生のお話ちゃんと聞くよ」「お手伝いするよ」
と、家の中だけではなく公共の場でのマナーについて多く書かれています。「日本語」を意識して取り入れたこどもちゃれんじでしたが、機内で置き換えて話すのにとても役立ちました。(こどもちゃれんじ年長じゃんぷレビュー)
この時期特に「お手伝い隊」という「両親のお手伝いができるのがかっこいい」というキャラクター隊にはまっていたので「お願いする」と機内でも私の手伝いを喜んでやってくれました。
お子さんの好きな本を選ぶのもありですが、フライト前は意識づけとして「マナーについて」の本もお勧めです。その上で下記ルールを決めました。
こどもちゃれんじ
ルールを決める(5歳姉編)
- 「前に人が座ってるので前方シートは触らない、蹴らない」
- 「シートに取り付けられているテレビはママが操作する・バンバン叩かない」
- 「ママがトイレに行ってる時は席を立たない」
- 「機内では泣いたら大勢の人の迷惑になるので妹と仲良くする・順番を守る」
これができたら日本で好きなぬいぐるみを買う約束をしました。5歳なら「○○だからだめだよ」と理由をちゃんと説明すれば理解しようとしてくれます。
疲れてきて乱暴になってきても「あれ、ママと約束したよ?お手伝い隊の1人だよね?」と聞くとそれ以上駄々をこねることはありませんでした。
特に今回初めて機内付属のヘッドテレビを使いましたので、事前に「バンバン叩かない」等約束事を決めておいてよかったです。
状況説明をしておく(3歳妹編)
過去記事でも書きましたが長女の時に思いのほか効果があった声掛け。
「ママを助けてね」「飛行機頑張って、着いたらたくさん遊ぼうね」と1週間前から声掛けしていました。
ケンカが始まっても「2人共お願いね。ママ困るよ。お約束はなんだった?」というと普段はこんなことでは収まりませんが、機内では収まりました(こどもちゃれんじほっぷ)
実際に持ち込み・役にたったおすすめおもちゃ


- 綺麗な色ペン
きれいに発色する色ペンを持ち込みました。筆箱やジップロックに入れるのではなく、カチッと入れ込まないといけないタイプ・三角形になっているものがお勧めです。これだと転がらず、機内でペンを落としません。
ミニソーにたくさん三角のペンが売ってますよ。 - 塗り絵
本の中にゲームやクイズが入ってるとより良い - トレーシングペパー
塗り絵のかわいい絵を自分で写し書きし、また色を塗っていました。「日本に着いたらみんなにあげる」と言って何枚も作ってました。 - 迷路
集中して何度もやっていました。これは年齢別に用意しましょう。ちょっと難しいものがいいと思います。 - しまじろうキッズワーク、かきじゅんナビ
ひらがな、間違い探し等お勉強してました。 - チュリオ・フルーツループを糸に通したネックレス。食べ終わったら糸であやとりができます。
多分50回くらい「まだなの」「あとどれくらい?」「もう降りたい」「長い」と言っていました。持ってきたもの全てやりきると、その中から選んでまた遊んでました。お菓子もサプライズを増やすといいと思います。
記購入品+機内持ち込みグッズを用意。それ以外に持ち込んだものは以下です。
- 耳抜き対策
2人共棒付き飴 - 空港待機中用おもちゃ
こどもちゃれんじじゃんぷ教材・知育プラス、はてなんだくん(こどもちゃれんじ)、なぞりんひらがなパッド

失敗した事

慣れないものは食べさせない
帰国最終日。カナダに帰る当日朝、近所の方が自宅で育てている「ビワ」を持ってお別れの挨拶に来てくれました。娘達は食べたがりましたが、出発前でバタバタしていたのでお礼だけ言って食べさせませんでした。
そして何と、カナダに着いたら「ビワアレルギーで児童11人緊急搬送」のニュースが!ビワは離乳食として与えてもOKな食材ですが種には有害物質が含まれますし、慎重に与えるべき食材。
食べさせた事のない食材に加え、花粉症などの症状がある子は得に注意が必要です。フライト前後は本当に慣れないものは食べさせない方がいいと痛感しました。
あの時ビワを食べていたら、何らかの症状が出ていたら、フライトは変更しなければならなかったと思います。
特に普段からアレルギーのあるお子さんは注意してください。
おすすめ!帰国前にやっておくと助かる事
必須!チャイルドシートレンタル・ジュニアシート購入
前回からの引用ですが大事な事なので繰り返します。
必ず適正年齢のチャイルドシートを知人から借りる、もしくはご自身でレンタルしましょう。
チャイルドシートは交通事故の被害から幼児を守ります。幼児を自動車に乗せて運転する時は必ずチャイルドシートを使用しましょう。自動車の運転者は、チャイルドシートを使用しない6歳未満の幼児を乗せて、 運転してはならないことが決められています(道路交通法第71条の3第3項)。
警察庁 National Police Agency
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/childseat.html
5歳10か月の娘はほぼほぼ6歳。
もう日本でチャイルドシートは使用しなくていいのでしょうか?
答えはNO。
乳児用(ベビーシート) | 幼児用(チャイルドシート) | 学童用(ジュニアシート) | |
体重 | 10kg未満 | 9kg~18kg | 15~36kg |
身長 | 70㎝以下 | 65~100cm以下 | 135cm以下 |
年齢 | 新生児~1歳くらい | 1歳~4歳くらい | 4歳~10歳くらい |
後部座席のシートベルトも着用義務がありますがそれが「140cmから」となっています。年齢で区切るのではなく子供の身長・体重に合わせてチャイルドシート・ジュニアシートを使用すべきです。
長女にはこれからの帰国時に使える様、ジュニアシートをレンタルではなく購入しました。
次女はレンタルです。

ジュニアシートは軽くどの車にも付けれます。持ち運びも設置も簡単!
自分の服を数点購入
カナダで「いけてる!」と思って持ち込んだ服、日本に帰ってみるとなんだかダサく感じる事ってありませんか?
カナダにいると普段そんなに気にしていなくても、日本に帰れば多少流行りの服やおしゃれで機能的なカバンが欲しくなりますよね。
帰国翌日からお買い物に行けたのは独身時代の話。
長時間のフライトの疲れ、子供の体調、子供の生活ペース、時差ボケを考えると自分の物を買いに出かけるのは意外と難しいです。出かけてもきっと子供の物ばかりみてしまい、ご自身のお買い物は二の次になると思います。
そんな時おすすめは帰国前、カナダで「とりあえず」の服を数点ネット購入しておくことです。
帰国翌日からお買い物に行けたのは独身時代の話。
若者向けですがどれもお値打ち価格。昔から大好きなブランド→ハニーズ
- 980円以下のプチプラ商品が多い
- お買い上げ金額4,000円以上で送料無料!
私がいつも使用するのはこちら→【神戸レタス】
- かわいくて、流行も抑えつつとにかく安い
- 「公園コーディネート」「体型カバー」など産後の体形でも授乳中でも着れるタイプの服が多い
- セールなら半額になっている事も
- お買い上げ金額5,500円以上で送料無料!
- 「結婚式・パーティー対応ドレス」で友人の結婚式と同窓会に帰国3日以内で参加。とても着心地がよく自分で気に入った服が着られてよかったです。

帰国して新しい服が届いてるとちょっと特別な気分になりますよ。お勧めです。



まとめ
いくら飽きっぽいとはいえ、乳幼児期のように「訳も分からず泣き散らす」という心配がなくなっただけで子供の成長に大きな感動をしたものです。
また、「大人しく塗り絵ができる・本を読める」=「どこでも静かにおりこうにしてられる」という大きな成長の証。
新生児から頑張ったフライト。フライトの度その時の思い出や苦労があり毎回大きな成長を感じられて、次回はついに
ベビーカーを持ち込むこともなく
各自が自分の持ち物を持ち
「だめだ」と言ったら言う事を聞き
トイレにも1人で行けて
私も映画や音楽を楽しみながら日本へ帰国できる
なんて日も近いのかと思うとその日が待ち遠しいです。
たくさんの方に迷惑をかけた子連れフライトですが、みなさんとても親切に声掛けしてくださり本当に嬉しかったです。私も周りに大変そうなお母さんがいたら必ず声をかけます。
少しでもお役に立てる情報があったら嬉しいです。