
「タブレット」か「紙」での学習かに分かれる1年生教材。タブレット使用は海外でできないのでは?

結論から言うと海外でも利用可能です。問い合わせた結果「推奨」はしていないけれど「自己責任」で受講は可能とのこと。我が家も「自己責任」でタブレット受講をしています。メリット・デメリットを詳しくみていきましょう。
これまで「ほっぷ・すてっぷ・じゃんぷ」と知育プラス教材で「机に向かい紙で勉強スタイル」を習慣づけてきた中での、タブレット受講切り替えは子供にとってとても魅力的で効果的でした。
普段からタブレットは使わせていなかった我が家。使用を許可されただけではなく「自分だけのタブレット」に大喜び!!
- 漢字も入ってくるけどお勉強を頑張る事
- 自分のタブレットなので大事に扱う事
- 特にできなかったり、わからなかったりして怒って叩いたりしない事
を条件に手渡しました。
7年目突入のこどもちゃれんじ。しまじろうとお別れし、新キャラクターコラショとお勉強です。
今も続けている理由・・・
単純に「子供が大好きで楽しんでいるから。」好きな事は継続して学んでいけます。

海外での日本語教育でここはとっても大事な基盤。子供の「大好き」が日本に関するものならどんどん与えていきたいと考えています。
受講した教材

受講教材:進研ゼミチャレンジタッチ1年生(タブレット)
1年生からは
- 「チャレンジ1年生」
しっかり紙に書く学習中心。体験教材が豊富で、実体験をすることが好きな子供向け - 「チャレンジタッチ」
動画や音も交えたタブレット中心。考える工程を細分化して説明。繰り返せるアプリもあるので、アニメやゲームが好きな子に向け
上記のどちらかを選びます。
ベネッセが推奨している日販アイ・ビー・エス(株)もしくは(株)OCSと契約する海外配送サービスは紙ベースの「チャレンジ1年生」のみ対象です。
デジタル学習「チャレンジタッチ」の海外受講は推奨されていません。下記詳細をご覧ください。
※12か月一括受講の場合 | チャレンジ1年生受講費 | 考える力・プラス講座 |
国内年間受講費 | ¥35,760(¥2,980×12) | ¥28,836(¥2,403×12) |
カナダ年間受講費(IPS) | ¥72,132(¥6,011×12) | ¥56,640(¥4,720×12) |
カナダ年間受講費(OCS) | ¥72,000(¥6,000×12) | ¥56,400(¥4,700×12) |
値段がぐんと上がりましたね。上記以外の海外受講方法はこちらをどうぞ(海外でのこどもじゃれんじ受講方法)
- コース変更は途中でもできる
- 「チャレンジ1年生」「チャレンジタッチ」どちらのコースも受講費は同じ
- 両方のコースを受講することはできない
といった点はこどもじゃれんじと同様です。
【進研ゼミ小学講座】
チャレンジタッチ・タブレット海外受講の注意点
日本の住所が必要
チャレンジタッチは日本での受講のみ考えられている為登録に日本の住所が必要となります。
(海外でのこどもじゃれんじ受講方法)でも示した通り教材を日本の家族の住所へ送ってもらい、そこから個人的に海外へ送ってもらっている方は特に変更はありません。
1,ベネッセが推奨している上記日販アイ・ビー・エス(株)もしくは(株)OCSと契約する海外配送サービスで今まで受講しており
2,かつチャレンジタッチ・タブレット受講に切り替えたい方は日本の住所登録が必要となります。
- 出国前に申し込む
- 出国後海外から「日本の住所」を元に申し込む
タブレット受講の場合冊子の様に定期的に海外へ送ってもらう手間が省けるため、今まで親や兄弟に頼むのを躊躇していた方も住所登録のみならお願いしやすいのではないでしょうか。
ただ、案内やポイントでもらえる商品の受け取りなどがありますので、やはり定期的に案内を開封し連絡を取りやすい方にお願いするのがいいと思います。
配送方法は自己責任
日本の住所登録が完了したら登録先にタブレットが届きます。そこからどうタブレットを滞在国に持ち込むかは自己責任。ベネッセ側で海外発送は行っていません。
私は日本からのEMS便にいれて「自己責任」の元送ってもらいました。しかし国によってはタブレットの配送は破損や盗難のリスクが高いですし、課税の対象にもなりかねますのであまりお勧めしません。
ベストなのは一時帰国・渡航前に手続きを済ませ、自身の荷物と一緒に持って帰ることです。

専用タブレットは、自己破損の場合などは定価19,800円(税込)で再購入可能です
ネット環境の事前確認は必須
ベネッセ側も「ネットワークの事情が各国によって異なるため、利用の保証ができない」事を主な理由としてタブレット受講の推奨をしていません。
カナダで特段ネット環境に不満をもったことはなく、現在も何の問題もなく受講できていますが、これはあくまでも私個人の話でありこの部分もまた「自己責任」となってしまいます。
カナダにいるからといって100%の受講を保証するものではありませんのでご注意ください。

海外に持ち込んだのはいいものの、万が一何らかのトラブルで使用できない場合、〈チャレンジタッチ〉を6か月以上継続受講していれば、専用タブレットの代金はかかりません。ただし、受講6か月未満での退会または学習スタイル変更の場合、9,900円(税込)かかります。
こういった国内受講ならばたいして問題にはならない事も「海外では問題になりうる」という事を十分理解した上で、事前にご自身のネット環境を今一度ご確認ください。
電圧の確認
- 日本の電化製品は1部外国でそのままでは使用できません
- 電圧を確認してください。変圧器が必要かもしれません
- プラグの形も確認してください。変換プラグが必要かもしれません
カナダでは特に問題なく使用できています。
プラグ | 電圧 | 周波数 | |
カナダ | タイプA | 110V | 60 |
日本 | タイプA | 100V | 50・60 |
ボルト数が大幅に異なる国では充電に問題が生じます。心配ならば複合変換プラグを購入すると安心かも。
1番の特典
結論→自己責任の元、タブレット受講
結果→カナダやカナダ以外の旅行先でも今の所問題なく受講
感想→大満足、海外受講だからこそタブレット受講といいたいくらいです。
最大のメリット→日本国内受講費と同額の値段で現地校と同じペースで勉強できるのが大きな得点です。国語教材は、「学校図書」の教科書対応ではなく「標準タイプ(光村図書版)」のお届けです。
感じたメリット

最新の教材が最短で届く
これまでの7年間、教材が日本の実家に届いてから海外発送してもらっていたため時期がずれる事が多々ありました。
それが今ではダウンロードひとつで完結!オンタイムの最新授業を受講できます。毎月送ってもらっていた時間・送料・手間が全て省けます。
赤ペン先生もメールでの送受信。以前の様に郵送に3~4週間かかることなく、3日以内に赤ペン先生からの返信があります。
このスピーディさ、今の世の中必要不可欠ですよね。

毎月25日のダウンロード日を楽しみにしています。
問題集がかさばらず好奇心をそそる内容が盛沢山
こどもじゃれんじを受講していた時は、思考力ぐんぐんワーク+キッズワーク+知育プラスの問題集で相当な問題集が集まりました。
チャレンジタッチはタブレット1つで
- 国語算数ー教科書対応のメインレッスン
- 解きっぱなしにさせない工夫
- プログラミング
- 特別アプリ
- 漢字検定対策
- 知的好奇心を広げる映像
- 電子書籍1,000冊
など盛りだくさん。ダウンロードすればネット環境でなくとも使用できます。
漢字は1年生から6年生まで閲覧でき「自分の漢字は何年生で習うのか」を見れたり、日本地図もあるので興味の幅を広げます。これは海外生活で大特典!
お気に入りのテントの中や、クローゼットに入って勉強してる事もあるくらい(笑)場所を取らず部屋が散らかりません。
充電場所を決めて置き、「終わったら充電場所に戻す」習慣もつきます。
旅行先にも持っていける
ネット環境さえあれば勉強できるので夏のキャンプ・義理両親宅へのお泊り・習い事の待ち時間などにも持って行け勉強のペースが崩れません。
必ずしも「お勉強」だけではなく楽しいアプリもたくさん。コロナ前の海外旅行では2週間家を空けましたが旅行先にも持って行き継続した勉強を続けることができました。
感じたデメリット

保険がない
子供が使う初めてのタブレットで何かと不安ですが、当然海外受講を推奨していないので海外での使用で何かあった場合の保険がありません。
日本在住者ならば1,860円(税込10%)で入れる「チャレンジパッドサポートサービス」があります。
契約期間 | 税込・消費税率10% |
1か月 | 190円(年2,280円) |
6か月 | 1,050円(年2,100円) |
12か月 | 1,860円 |
タブレットの故障・破損などの場合、サポート期間中であれば交換1回あたり、3,300円(税込)で交換ができますが、入らない場合(海外受講の場合)何かあったら¥19,800支払う事になります。
こういうところも「自己責任」になるのは辛い所です。
こちら、専用タブレットが届く前に申し込む必要がありますので要注意。届いてからは申請できませんのでお気を付けください。
改善点:
1番最初に見る動画「タッチ誕生の秘密」で「イヤイヤ水、イヤイヤ床、雨も濡れた手も~♪」と歌で覚えさせます。自分のタブレットなので思った以上に気をつけて扱ってくれます。
実際何度か落としましたが丈夫に作られている為今のところ問題ありません。
ご自身の判断でタブレット受講を検討してくださいね。
チャレンジタッチを海外で受講している感想
デメリットも書きましたがそれを上回るくらいタブレット内容には満足、いや大満足しています。
とにかく「進んで学習する」意欲を強く持たせてくれて「チャレンジタッチやりなさい」と言った事はあまりありません。それくらい「勉強」よりも「楽しい」が上回っています。
チャレンジタッチのタブレット学習を選択して本当によかったです。

風邪で1週間ほど放置していたら「会いたかったよ~」とコラショに言われ娘はメロメロになってました。
新キャラクターのコラショも特に声がかわいいです。
もう少し詳しい内容は小学1年生!進研ゼミ小学講座「チャレンジタッチ」海外受講レビューで書いていきます。

