
カナダで娘の生後6か月から現在までこどもちゃれんじを継続受講しています。こどもちゃれんじぷちを海外でわざわざ受講するメリットを解説!
- 海外で日本語を取り入れた子育てがしたい
- どうせなら選ぶなら知育おもちゃがいい
- 「イヤイヤ期」をうまく乗り切りたい!
- トイトレ・歯磨き・生活習慣をどうしつける?
「動けずしゃべれなかった赤ちゃん期」を卒業し、「本読み」「しつけ」「生活習慣」「人とのかかわり方」と本格的な子育てが始まるこの時期。
ぷちの魅力=それは「こども正しいしつけ」より「親がどう楽しくしつけを促すか」の手助けをしてくれる点です。

「しつけ」って時間がかかるし難しい。正直めんどくさい部分も多い
どんなに素晴らしい知育教材の本やおもちゃも、親がめんどくさそうに・楽しくなさそうに相手をしているとそれは例え1歳児でも伝わります。
逆にどんなものでも親の楽しそうな雰囲気次第で子供は何にでも食いつきます。
「だんだん教科書通りにはいかなくなる子育て」の第一歩を「親がどう理解しながら我慢強く楽しくやれるか」先に先にアドバイスしてくれます。また、日常で使う決まり事や歌は日本語での声掛けのきっかけに。

この時期は「子供が」おもちゃやキャラクターでどううまく遊べるかが問題ではなく、親が遊んであげる事で「どうやっていい方向にもっていってあげられるか」を悩むべきです。キャラクターやおもちゃはあくまでもそのサポートのような気もします。
例え将来日本語を取り入れる予定のない方も、受講しておいて絶対に損はない!と言い切れます。
なぜなら英語・日本語関係なくこの時期はお友達との関わり方・トイトレ・歯磨き・挨拶と教えなければいけない基本的な事がどのみち多い時期だからです。
こどもちゃれんじ
受講した教材
受講教材:こどもちゃれんじぷち
もう少し何か付け足したいという方。この時期から有料オプションでリズムダンスプラス・読み聞かせプラス・知育プラスを選択することができます。
※12か月一括受講の場合 | ぷち受講費 | 「こどもじゃれんじプラス」 |
国内年間受講費 | ¥23,760(¥1,980×12) | ¥6,540(¥545×12) |
カナダ年間受講費(IPS) | ¥62,640(¥5,220×12) | ¥10,680(¥890×12) |
カナダ年間受講費(OCS) | ¥62,400(¥5,200×12) | ¥10,440(¥870×12) |
注意点:
- 「こどもじゃれんじプラス」のみの受講はできません
- 受講している種類の「こどもじゃれんじプラス」のみ受講できます。
- こどもじゃれんじに同封してお届けされます。
上記以外の海外受講方法はこちらをどうぞ(海外でのこどもじゃれんじ受講方法)
「ベビーレビュー」で記述した通り「ぷち」の受講年齢差は大きく、既に2歳近い子人は少し物足りないと感じるかもしれません。
そんな時このオプションは海外では大変重宝します。うちの子は翌年のポケットから「知育プラス」を受講しました。
海外で買う日本のものは基本的に割高です。他に日本語環境の習い事や学校に通えない事を考えると価値は十分あると思います。

うちの子が大好きだった教材

1位 おうちリトミックDVD「たたく・ゆれる・伸びる・縮む・グーパー」
2位 教材以外のたくさんの色も覚えるきっかけになった「いろっちのマトリョーシカ」
3位 本物と比べやすかった「みかんのうらはどうなってる?」ー毎月の冊子
4位 どこでもうたえほん
5位 トイトレ教材 おしゃべりトイレちゃん
感じたメリット
この時期人気な巨大キッチンセットは必要ない
「なりきりキッチンセット」で十分です。こどもちゃれんじの付録はどれもコンパクトで持ち運び可。
これから届く付録と連動して遊べる作りのものが多くなりますので「今月でもう飽きた」ということがありません。
この時期お邪魔したどのお家にも巨大なキッチンセットがありましたが、長い目で見ると「遊ぶ期間は限られる・付属する細かいおもちゃが増える・持ち運びはできない・場所を取るわりには中々捨てられないループ」に陥ります。

買ったのに全然遊ばなかったというお友達もいます。初めての子の場合単に遊び方が分からないだけかもしれません。
そして他と違うのは何といっても「水がもったいないよ」「火はあぶないよ」と日本語で注意してくれる所。
それだけ?と思うかもしれませんが海外において、遊ぶ度に日常生活での日本語を取り入れややすくしてくれる効果は絶大です。
NHK教育番組とは違うと感じた知育DVD
「日本語教育」でも書きましたが海外でもNHK教育番組を視聴できるようにしていました。しかし対象年齢の幅が広い。内容によっては難しすぎるものもありました。
その点年齢別に作られた毎月のDVD。特にリトミックの「伸びる・縮む」「グーパー」は一見単純で、親からすると何がおもしろいの?と思うのですが子供はとても興味を示しました。
リトミックが子供の何に良いのか分からないし、自分自身では絶対に選んでいないであろう内容なだけに子供の好きな物をうまく見つけられてよかったです。
注意:1度、送られてきた新しいDVDを1人で見せたらリトミックのキャラクターをものすごく怖がりました。「親子で楽しく見る」を前提に作られているDVDなので、最初数回は一緒に見て動きを楽しくマネしてあげるとそのうち一人で見る様になります。

DVDと同様に、おもちゃも最初遊んであげて遊び方を覚えると1人で遊ぶようになります。
歌で約束事を思い出せる
DVD内ではマナーに関しての内容も入ってきます。
「順番順番じゅんばんばん♪」「手と手をぎゅ!」「貸して・どうぞで一緒にあそぼ♪」など日常で日本語のシャワーを浴びせられる大チャンスのこの時期に「声掛け」をうまく生活に取り込めました。
お仕事復帰して「時間がない」と感じている人もご飯準備中のDVD約20分・寝る前の本読み約10分と決めておけば必ず日本語に触れる機会は設ける事ができます。
DVDと本を読めば、連動しているおもちゃで遊びたがるはずです。
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感じたデメリット
トイトレ教材に肝心のしまじろうが座れない
「トイレを流す音がなるボタン付き絵本」の「トイレちゃん」が大のお気に入りでしたが、肝心のしまじろう人形は自立して座れない上、本のページ内に組み込んであるトイレなので「トイレに座っている図」を一人遊びで再現できません。
親もパタンと倒れてしまうトイレの蓋である「トイレちゃん」をずっと支えていなければいけません。
もともとしまじろう人形は「ぽけっと」で妹のはなちゃんが届くまであまり興味を示さなかったため、人形が自分で使えないと興味をなくし、トイレボタンばかり押していて「理解できてる?」と不安になりました。
解決策:おもちゃ・DVD・絵本と連動している為そのうち自分で小さな人形を座らせていました。この教材のおかげで使用済みオムツをトイレに放り投げ始めたので(!)「出したものをトイレに流す」感覚は伝わっていたので心配しすぎだったのかもしれません。ちなみにはなちゃんも自立して座れません。
トイレちゃんシールが掃除の度に気になる
本物のトイレの内側の蓋に貼る「トイレちゃんシール」。貼った時は喜びましたが掃除の度だんだん剥がれてきたり子供が剥がそうとしたりでお互いにイライラ。
海外の場合トイレが3つあったりしますし、トイトレができるまでものすごく個人差があるので、予備シールがもう数枚あると嬉しかったです。
解決策:トイレをより身近な物にするために新品の蓋付オマルをリビングに置いていました。どうせなら「自分でトイレをする」と言い出すまで新品オマルに貼っておけばよかったです。
蓋なしおまるでも、ダンボールで蓋を作って貼っておくとトイレ感が出て長持ちすると思いますし、衛生的です。
色に全て「っち」をつけて覚える

「日本語教育」の記事にも書いているんですがこの時期できるだけ赤ちゃん語を使わないように心掛けていた私。
子供が今でも大好きなマトリョーシカのおもちゃの名前は「いろっち」。親近感が湧くためにこういう呼び名にしてるんですかね?
しかし「あかっち・あおっち・きいろっち」と全ての色になぞの「っち」がついており、しっかりした日本語を教えたい私としては「きちんとした日本語にしてほしいなぁ」と思ってしまいました。そしてやはり全ての色に「っち」をつけて覚えてしまいました。

おれんじっちは言いにくい!
解決策:長い目で見るとそのうち語尾の「っち」はとれます。呼び方よりも他の色にも興味を示し「っち」をつけながらもしっかり覚えてくれたので、結果としてこういう理由でこのような呼び方をしているんだろうなと今は思います。
2020年以降は「いろりん」という名前に変わっています。今年申し込む方は「あかりん・あおりん・しろりん」なんですかね。
毎年専門家により改善されているちゃれんじですので、おもちゃの名付けも理由あってのことなのでしょう。そこら辺ももう少し説明があるとよかったです。

産まれたばかりの「白タオルに全身を包まれた妹」を見た長女の最初の一言は「・・・・シロッチ?」でした(笑)これもまたいい思い出です。
年間スケジュール
1歳半での帰国!

とにかくこだわりが強かったこの時期。イヤイヤ期の帰国は新しいものではなく「現状のお気に入り」を持ちこむことをお勧めします。
今思えば、うちの子の場合「イヤイヤ期」最初の特徴は「お気に入りの物を自分の近くに置いておかなくちゃいや」でした。
普段はさほど興味を示さなかったしまじろうも「絶対に持って行く」と譲りませんでした。歩きたがる幼児と長時間フライトを乗り越えるコツ~1歳6ヶ月編~
「遊ばない」=「気に入らない」ではなくそばに置いておきたい存在だったのかも。
しまじろうのキャラクターになじめないという声もチラホラありますが、それは大人目線の意見かもしれません。うちの子にとっては「常に目に入る存在」であり、長い目で見ると子供も馴染みのあるキャラクターに興味を示していきますのでこの時期だけの「好き」「嫌い」の判断はまだ早いかなと思います。

ちゃれんじ「ぷち」海外受講よかったことのまとめ
前回のベビー受講レビューでも示した通り「ぷち」は2歳になる年度から始まります。
4月・5月生まれなら「もうすぐ2歳」になる子。早生まれなら「この前1歳になったばかり」の子がプチ受講対象となるためこの時期の1歳歳はかなり大きいと感じます。
早め早めの教材が届きますが焦らずお子さんのペースを見つけてあげてください。
1歳をすぎると行動範囲が増え現地のお友達との交流や、仕事復帰する場合デイケアに預ける機会が増えますが、やっぱり生活の中で取り入れる子供の言葉の吸収力はすごい。
この時期日本語を生活の中にしみ込ませることで「日本語が当たり前」の状態を作っておくと幼稚園に入ってからの日本語学習が楽になります。
日本語教育を取り入れたいと考えているなら絶対にお勧めです。「親子での楽しい事をたくさん見つける」ことは結果として語学取得にもつながります。
正直こどもちゃれんじを受講してなかったら何に沿って子育てしていたんだろうと思うくらい生活の中心となっており大満足です。
