カナダで娘の生後6か月から現在までこどもちゃれんじを継続受講中!こどもちゃれんじじゃんぷを海外でわざわざ受講するメリットを解説!
- 「年少3~4歳ほっぷ」でひらがな読み
- 「年中4~5歳すてっぷ」でひらがな書き、カタカナ読み
- 「年長5~6歳じゃんぷ」では正しい書き順を意識してひらがな・カタカナを学びます。

やっと読み書きできるようになってきたひらがなとカタカナ。でも正直「書き順」までは手が回らない!これって大事な事?

書き順を指摘するのってお互いに疲れちゃいますね。しかし長い目で見ると「めちゃくちゃでも書ければいい」のではなく「日本語には文字をきれいに書く順番があるのだ」ということをまずは意識させることが大事です。
この時期は「書き順」だけではなく生活全般において「やる意味を説明し、納得させる声掛け」がポイントです。
注意しすぎると親子喧嘩に発展。「日本語勉強」が嫌になってしまう可能性もあるので注意したい時期です。
この時期は生活全般において「こちらのいう事を聞いてるの?」「人の話を聞けてる?」と思うことが多々あります。
幼稚園時代のように結論だけ言うのではなく、来年の小学校入学に向けて「〇〇だから〇〇だよ」と理由付けをしてその意味を教えていくと納得することが多いです。
たかが書き順と思うかもしれませんが、それも「聞いて、行動する」こと。
ひらがな、かたかなを正しく書けると今後の漢字練習の時も「この書き順はどんな風かな?」と習う前に考えるクセがつきます。一度考える力・クセ付けを習慣化するための大切な時期です。
じゃんぷ受講のメリットは何といっても「親が手を出さずにやる気をひきだす」工夫がされている所です。

「書き順を覚えると字をきれいに書けるようになるんだよ。お手紙書く時きれいな字だと読みやすいよね」と声掛けしていました。
わざとぐちゃぐちゃな手紙を渡して「ママの字汚くて全然読めない」「ママ書き順ちゃんとして」と実際に体験させたりすると効果がありました。

受講した教材

受講教材:こどもちゃれんじじゃんぷ思考力特化コース+キッズワークプラス
じゃんぷでは基礎コースが
- 思考力特化コース→「ワーク中心で深く考える力をつけさせる・ちょっと考えなければできない」
- 総合コース→「楽しく学びたい・興味を幅広く引き出させる」
に分かれます。
この時期はひらがな・かたかなの読み書きに大きな個人差がでますので、
- 一番上のおこさん・どちらがいいか迷う→総合コース
- 上の子がいる・ひらがな、かたかながしっかりできてる→思考力特化コースがお勧めです。
娘は読み書きが比較的しっかりできていたので、思考力特化コースにしました。
ゲームやカードが単純なものではなく頭をつかうものばかり。上の子がいる場合良い復習になりますし、仲良く遊んでくれます。
思考力特化コース | 総合コース | |
教材 | 思考力ぐんぐんワーク32課題+キッズワーク30課題 | キッズワーク9課題+パワーアップワーク9課題 |
おもちゃ | かきじゅんなびのみ | 年7回 |
DVD/絵本 | なし | 毎月 |
添削問題 | 年3回 | なし |
考える遊びセット | 年8回 | なし |
価格 | 2,480円(12か月一括払い) | 2,480円(12か月一括払い) |
コース変更 | 可 | 可 |
- コース変更は途中でもできる
- どちらのコースも受講費は同じ
- 両方のコースを受講することはできない

うちの子はワークが好きだったので合っていましたが思考力特化コースは「お勉強」感がつよいです。知育プラスを追加受講していたので、それなら「総合コース」でもよかったかな?と今は思います。
もう少し何か付け足したいという方。有料オプションで下記を選択できます。
- 読み聞かせプラス ~絵本好きなお子さんに~
- 知育プラス ~5,6歳用のワーク~
※12か月一括受講の場合 | じゃんぷ受講費 | 「こどもじゃれんじプラス」 |
国内年間受講費 | ¥29,760(¥2,480×12) | ¥6,540(¥545×12) |
カナダ年間受講費(IPS) | ¥67,824(¥5,652×12) | ¥10,680(¥890×12) |
カナダ年間受講費(OCS) | ¥73,320(¥6,110×12) | ¥10,440(¥870×12) |
上記以外の海外受講方法はこちらをどうぞ(海外でのこどもじゃれんじ受講方法)
今までの追加受講知育プラスも楽しくできていたため3年目もキッズワークプラスを追加選択。ひらがな練習を促しても「しまじろう宿題ならやる」という返事でワークは大のお気に入りでした。
「楽しそう・好き」があればまだまだ長続きします。全て終わらなくても小学校の復習用に取っておいてもいいと思います。デメリットについてはもう少し詳しく下記記載します。

うちの子が大好きだった教材

1位 これがなければ書き順が身に付かなかった4月号「かきじゅんなび」
2位 日常でも取り込める6月号形容詞「はんたいことばゲーム」
3位 ワークの後シールではなくスタンプに変更1月号「キラキラできたよスタンプ」
4位 7月号考えるゲーム「ならべて4ゲーム」
感じたメリット

かきじゅんナビ
間違った書き順で書いたり、文字を忘れたら私がギャーギャー教えるのではなく「調べてみて」と自分で調べるクセをつけさせます。
全てかきじゅんナビに丸投げ。私はちゃんと書けたらとにかく褒めるだけでした。
こちらはクイズやしりとりゲームも入っており、その時も書き順に沿って文字が出る工夫がされています。
この先漢字も入ってきますが今の時点では「日本語には書き順があるんだ」という意識をつけ「正しい書き順を調べる」クセをつける程度でいいかと思います。

親に言われるのは嫌でもしまじろうならいいみたいです。「かきじゅんなび」のおかげでうちの子は小学生になっても「新しい漢字=最初に書き順もセットで覚える」くせがついています。

感じたデメリット
プレゼントとして受講している場合いつまで続けるのか迷う
プレゼントとして受講している場合両親・義理両親に「いつまでお願いしていいのか」という悩みもでてきます。
全体を通してみると子供の「適応年齢」は本当に幅広いので長い目で見てすぐに退会を検討するのではなく、小学生になるまではプレゼントとして頂けるなら頂いておいて損はないんじゃないかな~というのが正直な感想です。
解決法:とりあえず「小学校入学まで」と最初に区切りを決めましょう。
海外にいる場合漢字も入り始める小学生から日本語能力に差がつき始め、そこからどれだけ日本語教育に取り組むのか各家庭によって変わってきます。
小学校入学まではちゃれんじを存分に楽しむのも1つの手。個人的な意見ですが受講しておいて得しかありません。そして退会するならばそれも成長過程の1つと切り替えましょう。それこそ帰国時に子供の好きなものを買ってもらえる楽しみに切り替えるのもありだと思います。

うちは毎年の誕生日プレゼントとして受講しています。
思考力特化コースを選ぶのは要注意

何も考えずちゃれんじのやり方に沿ってやってきましたが、年長さんの時点でひらがな・かたかなの読み書きができてるって日本でも早期教育ですよね。
本当ならできなくて当たり前・文字に興味がなくて当たり前・早生まれかどうかで個人差も大きいです。

思考力特化コースはお子様の性格・現時点での能力に合わせた判断が必要です。既に勉強に苦手意識がある子には思考力特化コースはデメリットしかないかも。
- ワークは総合コースの2倍以上、しかも難易度が高いので30分のワーク時間を決めてお母さんが参加できる方向きです。
- 添削問題は3回ですが内容は紙1枚。郵送のみで海外郵送では4週間ほど返信に時間がかかります。1年生の赤ペン先生はメールで転送できるので、こちらはなぜ郵送のみなのか疑問です。
- 絵本もDVDもゼロという極端さ
- 「考える遊びセット」は紙の物が多くおもちゃではない
- 科学、しつけ、マナー、自然要素が完全削除

こんなダメ出しばかりしてなぜ思考力特化コースにしたの?

・ひらがな、かたかながちゃんと読めて、書けていた
・私とならしっかり机に座っていられた
・娘が私と2人で机に向かう30分の勉強時間が好きだったからです。
毎日する必要はありません。仕事復帰されている方も「週末の30分」の時間をワークに当てる事で机に向かうクセがつきます。
解決策:コース変更可能なので最初の半年は総合コースで楽しく、残りは小学校入学に向けて思考力特化コースに変えるのはどうでしょうか。
「机に座って紙で勉強する習慣がつく」のは大きな得点です。
意外な場で得た大きな成果
カナダではコロナによるオンライン授業への切り替えが早かった。(そして長かった・・・)
海外では1月から12月で年度を区切り9月始め6月終わりなので、日本の「年長さん」の時期にカナダでは小学校が始まります。
低学年は「自宅」という環境もありとにかくオンライン授業で座っていられず「授業中は席を立たない」という基本的な部分で苦労しているお母さんたちが大勢いました。
「授業どころではない」「プリント時間になると席を離れてしまう」という話もよく聞きました。
そんな中うちの子が「授業中」ずっと座っていられたのはこの明らかにこのワーク習慣のおかげです。
「15分課題をやり次のクラスで発表」というスタイルも多かったので「机に座って紙で勉強する習慣」の大切さをコロナ渦で実感しました。

よく「女の子だから」と言われますが性別は関係ありません。全てこの時期の生活習慣のおかげです。
この時期「ちゃんと座っていられる」は大きな成長の証です。
普段は分かりずらくても「ここぞ」という時に成長が垣間見えます。機内でも同様にその成長を感じました。
年間スケジュール
ベビー~じゃんぷ総合6年海外受講!よかったことのまとめ

ベビーから小学校入学までのじゃんぷ約6年間、コミュニケーション自体が難しい時期もある中
- 今行っている「声掛け」は正しいのか
- このしつけに本当に意味があるのか
- どうして他の子のようにできないのか
と数字としてはっきり答えが出るわけではない「育児」の大変さを実感。
育児の大変さは、バタバタした生活の中自分が「1度休憩して落ち着いて考えて、調べて、ベストな解決法を得る」ことができない事。そんな事をしている間にノンストップで子供は成長し、むしろ成長と共に新たな悩みが増えていきます。
海外で周りに相談できる人もいない中、その時期その時期に手いっぱいで先のことなど考えられず、親として大事なポイントを見逃すところでした。
全体を通して「先に先に繋がる教育」をうまく促してくれたメリットは本当に大きいです。
そして普段は特に手ごたえはなくても「いざという時」(公共の場・長時間機内・オンライン授業時)に「やってきたしつけ・教育・習慣はまちがいではなかった」と感じる親としての自信もつけてくれました。
幼児期の「しつけ」とは頭ごなしに声を荒げ「だめ!」としかりつける事ではなく「普段から」「理由をつけて」「繰り返し」「普通の声」で根気よく伝えていくこと
そしてそれは「幼稚園時代の習慣づくり、クセ付けが小学校入学後の素になる」という事を子育てを通して実感しました。ひらがな、かたかなを導入してからのスムーズさはさすが!です。
海外ならば尚更、キャラクターやおもちゃで簡単に気を引けて、好き嫌いがわかりやすく、親がコントロールしやすい小学校入学の時期までに親がどれだけ関わって「日本語」を生活に取り入れてあげれるかは重要なポイントになります。
私からだけの日本語声掛けではここまでできませんでした。
確かに親が「これはどうかな~」と思う教材やキャラクターがあったのも事実です。しかし判断するのは子供。
個人的に「日本語教育がうまくいっている」と思っている理由としては、ブレずに1つの教材を使い続けたことにもあると思います。
海外受講ならば尚更こどもちゃれんじのよさが分かります。
小学生になってもこどもちゃれんじを続けて、海外での日本語のサポートをこれからもしてもらいます!海外受講、得することはあっても損することはないと言い切れます。
小学校に入ってからは本格的なお勉強開始!1年生、2年生のレビューもどうぞ。
