
年少の時期からひらがなって早すぎでは?

「ほっぷ」ではひらがな=楽しい!と思わせる工夫がされており文字が「書ける」「読める」と「相手に気持ちが伝わり嬉しい」事を子供目線で伝えます。
個人的に振り返ると、最初の勉強をこのプロセスで進められたことは子供に自信を与え後々「海外で日本語を続けて勉強していく」大きなポイントとなりました。
海外でも日本でもこの時期が踏ん張りどころ!
ずっと続けていた通信教育にも慣れはじめ、子供が飽きはじめた?新しい事も始めてみようかな?と思う時期ですが子供が「飽き始める」問題点は実は教材が原因ではないかも?
ほっぷではひらがなの「読み」が入ってくる初めてのお勉強。やり方を間違えると子供に苦手意識を植え付けます。
海外在住ならば「日本語使用度」が元々少ない事から、尚更この時期を「楽しく」過ごさせることが今後の日本語勉強を続けるターニングポイントになる大切な時期です。
こどもちゃれんじ
受講した教材

もう少し何か付け足したいという方。この時期から有料オプションで
- 読み聞かせプラス ~絵本好きなお子さんに~
- 表現プラス ~書く・ちぎる・貼るなどの工作~
- 知育プラス ~3,4歳用のワーク~
を選択することができます
※12か月一括受講の場合 | ほっぷ受講費 | 「こどもじゃれんじプラス」 |
国内年間受講費 | ¥23,760(¥1,980×12) | ¥6,540(¥545×12) |
カナダ年間受講費(IPS) | ¥62,640(¥5,220×12) | ¥10,680(¥890×12) |
カナダ年間受講費(OCS) | ¥62,400(¥5,200×12) | ¥10,440(¥870×12) |
上記以外の海外受講方法はこちらをどうぞ(海外でのこどもじゃれんじ受講方法)
私は知育プラスでワーク数を増やしました。
「勉強」という感じではありません。オールカラーにシール付き。とにかくどのページも楽しそう!子供は届くと早くやりたい!いうくらい子供やる気を引き出します。
初めてのワークで「机に座って鉛筆をもつ」練習が楽しくできました。

お勧め鉛筆


文字の練習が始まったら鉛筆を揃えてあげましょう。最初は筆圧が弱く鉛筆もちゃんと持てません。
うちは今でもずっとくもんの「こどもえんぴつ」を使っています。
- 太さは同じです長さが違う!2B 17cm・4B 15cm・6B 12cmです。最初は6Bをお勧めします。
- 濃く太い鉛筆なので小さな手でも持ちやすい
- 長さも少し短めなので正しい位置で鉛筆を持て、初めてのお勉強やお絵かきにぴったり!
- 色鉛筆バージョンも発色がきれい!
「専用の鉛筆削り」が必要と書いてあり、一応購入しましたがstaplesなどで買った太めの鉛筆を削るものなら入ります。

個人的には鉛筆の形が丸ではなく三角△な所がお勧め。機内やレストランでコロコロと転がって落ちる心配がありません。
書きやすいのかお絵かきでも使用しました。3~4箱くらいセットで買っておくといいですよ。鉛筆ホルダーも重宝します。
うちの子が大好きだった教材


1位 ひらがなの読みはほぼこれで覚えた!「音声タッチぺん・はてなんだくん」と毎月のおしゃべりひらがなブック
2位 DVD4月号ー園のお友達紹介の歌
3位 毎月の本でちょこちょこ出てくる「公共の場での正しいのはどっち?」2択クイズ
4位 何度遊んでも形が崩れない・壊れない!かたちバスプレート
5位 ちゃれんじえんごっこセット
感じたメリット
クラスのお友達紹介~誕生日にひと工夫!~
4月号ではクラスのみんなの自己紹介の中に誕生日も書かれており、それがほぼ全て
- しまじろう 5月いつか
- みみりん 10月とおか
- とりっぴぃ 1月ついたち
と他のお友達もほとんどがわざわざ難しい日付の読み方にしてありました。これをきっかけに日にちの覚え方を開始。毎日寝る前に「1日~10日・14日・20日」を呪文のように繰り返して覚えました。
「みみりんは何日だっけ?」と聞くと得意げに「10日だよ!」と教えてくれました。本当にかゆいところに手が届く!ありがたい!
ひらがな学習を身近に



きっと日本語学校や私1人ならば、ひらがな練習帳で「あいうえお」から教えていました。
でもほっぷ教材は違います。
- まずは「名前選びキット」のひらがなシールで「自分で読みたい」と思う好きな人の名前と顔を作成。子供はシール貼りにワクワク。
- 自分で作成したものを「音声タッチぺん・はてなんだくん」が読んでくれて「読み」の練習が始まります。
- 毎月の「おしゃべりひらがなブック」は、はてなんだくんとカルタ・ひらがな迷路・「どれが好き?」と自分で選んだりと内容がとても充実。この時期必ず1冊カバンに入っていました。
- 少し慣れてきたら「お手紙セット」
「おかあさん・おとうさん・おばあちゃん・〇〇ちゃん」「いっしょにあそぼう」「あいたいな」など難しいものはシールになっており、かわいい文字シールを貼るだけで素敵なお手紙完成。
まずは「ひらがな」=「楽しい」に成功です。
「ほっぷ」ではこのプロセスで子供に無理強いすることなく「書ける」「読める」と「相手に気持ちが伝わり嬉しい」事を子供目線で伝えます。
こちらも返事を書くと「もっと読めるようになりたい」というやる気を引き出せます。
英単語と同時に・できれば先にひらがなを読めると今後の日本語の勉強を非常に進めやすくなります。
個人的に振り返ると、最初の勉強をこのプロセスで進められたことは後々海外での日本語を続けて勉強していく大きなポイントとなりました。
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本の難易度に配慮
この時期は色んな本にも興味を持ち、少し難しいものでもいいかなと思いました。帰国時有名な「子育てのプロ」が強く勧めた辞典並みに分厚く重く高い本を購入。
結果3回くらい読みましたが読んでる私もおもしろくない、子供も???だったので買った事をひどく後悔しました。
テレビでその方の教育方針に共感したのと「365日毎日本の内容が違う、あきない」のが魅力でしたが昔話も盛り込まれているからか内容も単語も難しく、とにかくつまらない。
毎日の本読みはとても大切なのですがそれ以上に「親が本の難易度に配慮してあげる事の大切さ」を再度実感。「難しい内容の本」では本読みが嫌いになります。
よく考えると、こどもちゃれんじの本は読んであげると子供の方から「しまじろう〇〇だったね」「みみりんが〇〇って言ってたね」と普段の会話から本の話をする事が多かったのでやはり子供の気持ちをぐっとつかむ工夫がされていたと実感します。
ほっぷではひらがなも入り始め、一生懸命文字を追いかけるだけで精いっぱいの子供。内容がつまらなかったり難しかったりしたら意味がありません。
今まで何も考えずこどもちゃれんじの本に頼りきっていましたが「簡単な本をたくさん読む」のが本読みのコツだと今までの本を見返して再確認。

私が選んだ本だけではここまで子供が読書好きにならなかったかも。
感じたデメリット
ほっぷで「読み」を完璧に?しないと「すてっぷ」でつらい
翌年の「すてっぷ」に進むとひらがなを「読める事が前提」でどんどん教材が進んでいき「ひらがなの読み方」にはほとんど触れません。ですのでひらがなが読めない状態で「すてっぷ」に進むとお子さんは辛いと思います。
海外受講の場合この時期から「日本語を話せるだけでいい」のか「日本語学校等に通い読み書きもしっかり学んでいるのか」で差がでますので、年齢にとらわれずお子様のレベルを見て判断してあげる必要性が出てきます。
ただ、ひらがな・かたかなは読めると世界がとても広がるのでやっておいて損はないです。この時期の「ひらがなよめる!」は子供の大きな自信へつながります。一度勉強し始めると子供はわかるひらがなをどんどん読みたがります。
海外生活では日常でひらがなを目にすることが少ないので私は「といれ」「○○のへや」「おもちゃばこ」「れいぞうこ」「げんかん」「おせんたくのへや」「ごみばこ」とひらがなをあらゆるドアに張っていました。
解決法:これぞ通信教育の強み!こどもちゃれんじは実際の年齢と違うコースの受講も可能ですので一度資料請求だけでもしてみる価値はあります。
誰も見てる訳ではないので年齢が1,2歳が上でも恥じる事は何もないです。ゆっくりでいいので親子で楽しく取り組めるといいですね。
一緒に遊ぶおもちゃが多い
これは教材に不満があるというよりも「仕事復帰した」「下の子を妊娠中」「下の子が産まれたばかりで手がかかる」と生活環境ががらりと変わった方に多くみられる意見かと思います。
確かにDVDやはてなんだくん冊子など、一人で遊べるものが増えてきただけに「おりこうに一人で遊んでてくれると助かる」のは確か。でもまだまだ年少さん。
ドーナツ屋さん、ひらがなかるた、おいしゃさんセットなどはどうしても相手を通して学ぶ教材です。更に海外受講となれば日本語で相手ができるのはあなただけかもしれないと思うと確かにストレスに感じるかもしれません。
私もこの時期下の子に手がかかっていました。それこそ抱っこ紐でお昼寝させながら相手をしていました。姉妹2人で遊ぶなど到底できなかったため3人でケンカの仲裁に入りながら教材を使っていた感じです。
解決法:大変な時期でしたが「遊び方を知らないと子供は遊ばなくなる」を常に念頭にいれてました。そのうち「ちゃれんじもうやりたくない」になりかねないと思い、「今日はかるたね」「明日はおいしゃさんごっこね」とルールを決めて取り組みました。
それでもうまくいかない時は主人に下の子を見ていてもらい30分だけ、でもしっかり相手をしてあげる「ママ時間」を積極的に作っていました。
これなら仕事復帰した方も取り入れやすいのではないでしょうか。
この時期やる気がなくなったりつまらなくなったりするのは単に「遊び方がわからない」という場合が多い気がします。そして海外の場合それは「日本語」に対する興味を失ってしまう事に繋がります。
ここでひと踏ん張りすると子供の自信とモチベーションを保ったまま日本語教育へ取り組めます。
この時期が一番大変だった時期。乗り越えられればその後のお勉強がスムーズに進みますので頑張る価値は十分にあります!

「一緒に遊ぶ」のが難しければ知育プラスを取り入れて「ママと机に向かうワーク時間」を取り入れてもいいのではないでしょうか。私はこの方法がとても合っていました。
年間スケジュール
3歳10か月での帰国!

ほっぷでは毎月の本の中で幼稚園での生活の様子・マナー・ルールと幼稚園の要素がたくさん含まれている本読みをしていたため、日本帰国で入れた幼稚園短期入園はとても充実したものとなりました。
普段の生活では目に飛び込んでくるひらがなの数々に大興奮。一生懸命看板などの文字を読んでいました。
イヤイヤに加え口達者になり反抗的だった娘。こちらがどう息抜きをして、ストレス発散するかがポイントとなるフライトでしたが、1つ好きな事があると乗り越えられます。
うちの子の場合機内ではこどもちゃれんじぷらすのワークをやっていました。あきたら私とお手紙交換。
とにかく反抗的で大変な時期でしたが「座ってワークをする」クセがついていたので、機内でもおりこうに座って作業することができました。
ゲートや移動時はおしゃべりひらがなブックとはてなんだくんで黙々と遊んでいました。

帰国が分かっていたので数か月分隠していたのがよかったかもしれません。
チャレンジほっぷ海外受講よかったことのまとめ
生活環境によっては親が努力しなければ日本語を使う機会がぐっと減ってくる現地幼稚園入園前の1年。
生活の中にいかに日本語を組み込んでいけるかが大切なポイントです。
ここでひらがなの基礎を作っておくと幼稚園に入って英語漬けの生活になっても日本語を楽しく勉強できます。
「子供の日本語モチベーションを上げたまま幼稚園入園する」のを目標にしていました。結果幼稚園でもたくさんひらがなでお手紙を書いてきてくれて、この時期を頑張れば後々は子供の「意欲」でどんどん伸びていきます。
